こんにちは、作業療法士の城戸です。
令和7年3月頃を目途に、長崎市柳田町(江川トンネル近く)に新規事業所を開設予定です。
創設当初より、「南部の療育支援をより良いものに!」を目標としておりました。
南部地域から遠方の三景台まで、私たちの事業所を選んで利用してくださっていたお子様へ
ようやく恩返しが出来そうです。
これまでのちょっと長めの送迎時間に、文句も言わず・・・楽しいお話をたくさんしてくれてありがとう。
さて、今回は、みなみの療育室 EGAWA のコンセプトや特徴の一部を簡単にご紹介できればと思います。
求職者の方は、下記をご覧ください。
みなみの療育室 EGAWAについて
- 支援方針
★重度~軽度の障害をお持ちのお子様が幅広く利用できるような環境づくりを行います。
★支援学校通学中のお子様には、より構造化された療育環境にて不安を感じる事のない通所リズムを作ります。
★普通校のお子様へは、活動や過ごし方の自由度を大切にしながら、のびのびと楽しみながら発達できる療育環境をご用意いたします。 - 支援プログラム
★PECS®(The Picture Exchange Communication System )
絵カード交換式コミュニケーションシステム
自閉症児のコミュニケーション手段の一つとして、発達支援の現場において幅広く活用されております。
★THEACCHプログラム
支援環境の構造化を重視した支援テクニックです。まなびや暮らしの場面をより分かりやすく手掛かり提示してあげる事で、「望ましい行動」を把握しやすくします。
★作業療法
お子様の趣味嗜好や、特性的な面の課題を把握し、療育に役立つ様々な「作業」を治療の道具として提供します。ここでいう「作業」とは、手先で行う工作等はもちろんの事、衣食住に係る動作の一切や、遊び・余暇活動、人との交流等ありとあらゆる「行動」を指します。
★感覚統合
一般的な感覚(触覚・視覚・聴覚・嗅覚・味覚)と別に、発達を促す為に重要な前庭覚(バランス等)・固有覚(ボディ覚)の凸凹へアプローチを行います。発達の土台作りを行い、コミュニケーションや学びへ発展させていくうえでとても重要です。
★応用行動分析学(ABA)
人は皆、快と不快の刺激によって行動の形成を行っていくという理論に基づき、様々な刺激やかかわり方の調節を行う事により、より適応的な行動パターンの学習を促す理論です。こちらもメジャーな理論ですが、実用レベルでの習得ハードルはなかなか高く、専門的な基礎知識を持つバイザーの存在が重要です。 - 設備・環境
★広さ 1階部分 約190㎡
中2階部分 約330㎡
(1階部分)
※設計段階なので、修正が加わる場合がございます。
施設基準の6倍以上の支援エリアを確保しています。
重度のお子様も、グレーゾーンのお子様も、双方が無理なく共生しやすい区分けされた環境です。
・機能訓練室 ×2部屋(1部屋約26~33畳)
・感覚統合室 ×1部屋(約28畳)
・学習室 ×1部屋(約18畳)
・静養・面談室×1部屋(約5畳)
・作業療法室 ×1部屋(約8畳)
★感覚統合室内 療育設備一覧
療育・体操等に特化した各メーカーの専門設備が楽しく感覚統合・運動機能の向上を促します。
・サーキット(ジャングルジム・1本橋・小ステージ2基 他)
・スウィング遊具
・個人遊具 多数(アネビー社製)
・エアートランポリン6M壁付